平凡な、ただ平凡な日々が過ぎゆく 平均的かつ安定的な速度を保ちつつ 平穏さ、それはひたすら醜く 平気な顔を強要する 繰り返す憂鬱 平原を飛べればどれほど楽しいだろう 辺境の地まで見果てぬ旅をするのも 塀があるなら乗り越えようとするのが本能 片鱗は誰にでもある まだあきらめずとも―― 部屋で朝 夢から覚めた君は気づいた へそのあたりの奇妙な感覚 背中の羽音 壁面鏡が偽りなくその姿を映した 変身を遂げたのだ、君は その身体ごと ヘラクレスオオカブト それが君の新たな殻 へこむなよ 非凡さを願ったのは君なのだから へいぼんな ただへいぼんなひびがすぎゆく へいきんてきかつあんていてきなそくどをたもちつつ へいおんさ それはひたすらみにくく へいきなかおをきょうようする くりかえすゆううつ へいげんをとべればどれほどたのしいだろう へんきょうのちまでみはてぬたびをするのも へいがあるならのりこえようとするのがほんのう へんりんはだれにでもある まだあきらめずとも へやであさ ゆめからさめたきみはきづいた へそのあたりのきみょうなかんかく せなかのはおと へきめんきょうがいつわりなく そのすがたをうつした へんしんをとげたのだ、きみは そのからだごと へらくれすおおかぶと それがきみのあらたなから へこむなよ ひぼんさをねがったのはきみなのだから