
午前3時 信号だけが 働いている 自販機の灯りに 吸い寄せられて 買うつもりもない缶を ただ握りしめた 誰かの成功談が 流れていく画面 親指だけが今日も 忙しそうだ 高架下を抜ける風が やけに正直で 笑っていた顔の奥を 撫でていった 何者にもなれなくて 何者でもないまま 浮遊層 朝になれない僕ら 夜と夜の隙間で 漂ってる 浮遊層 名前も持たないまま 誰の未来にも 映らない fu-u-u fu-u-u fu-u-u-u falling fu-u-u fu-u-u fu-u-u-u nowhere la-lalalala... 宙をなぞる la-lalalala... まだ落ちない ビルの窓に浮かぶ 無数の生活 きっとそれぞれに 理由があるんだろう けれど僕にはまだ 語れるほどの物語もなく 誇れる傷跡すら 見つからない 遠くでサイレンが鳴る 誰かの人生が動く 僕だけが取り残されたような そんな気がした 夢を見れば遠すぎて 現実なら狭すぎる 浮遊層 行き先のない僕ら 街のノイズに紛れ 消えていく 浮遊層 重力を失ったまま 期待にも絶望にも 届かない fu-u-u fu-u-u fu-u-u-u falling fu-u-u fu-u-u fu-u-u-u nowhere la-lalalala... 光の外へ la-lalalala... ただ漂う 成功者の言葉も 敗者の叫びも どちらも遠く聞こえる ここは境界線 上でもなく 下でもなく ただ浮いている 僕らだけの場所 ねえ 着地って どうやるんだっけ 浮遊層 それでも生きていく 曖昧な輪郭ごと 抱えながら 浮遊層 答えなんてなくても 今日を終わらせるために 歩いていく 浮遊層 朝焼けの向こうへ まだ見ぬ自分を 探しながら fu-u-u fu-u-u fu-u-u-u higher fu-u-u fu-u-u fu-u-u-u further la-lalalala... 空白のまま la-lalalala... それでも進む 始発前 薄青い空 どこにも属さないまま 今日もまた 浮いている


