
[Intro] 拝啓、背景さま お元気ですか こちらは相変わらず 主役ばかりが騒いでいます [Verse 1] あなたの事を呼ぶ人は あんまりいないと聞きました きれいな海になったって 思いを重ねられるのは泳ぐ人 透き通るような水は見えませんしね 夕焼け空として背負われても 涙の理由を決して語ることなく あなたはただただそこにいる 一体いつからそこにいたのですか [Chorus] 拝啓、背景さま あなたがいたから あの子は遠くを目指すことができた 拝啓、背景さま あなたがいたから あの子には帰りたい場所ができました [Verse 2] 雪の降らない冬の街 雨の降らない別れの日 被写体に都合のいい空模様まで グチのひとつもこぼさずにそこにいる 空の果てから路地裏まで 幾度も幾度も世界を作り直し 「もう少し右に寄れますか」 そんな注文も笑わずに いや、笑顔で頷いていて すごいなぁ 憧れちゃうなぁ [Chorus] 拝啓、背景さま あなたがいたから あの子は自由に旅立てる 拝啓、背景さま あなたがいたから 帰ってこられる場所がある [Bridge] 真っ白なままのキャンバスに 最初の一筆を落とすとき あなたはきっと気付いていた ここに誰かが立つことを 拍手はいつも前のほう 輝きはいつも前のほう それでもあなたは今日もまた 私達へと続く全てを描いている [Final Chorus] 拝啓、背景さま ありがとうなんて 今さら言うのも変だけど 拝啓、背景さま あなたがいなけりゃ 僕らはどこにも行けなかった 拝啓、背景さま 生まれ変わった世界でも どうかあなたに頼みたい 拝啓、背景さま お元気ですか こちらは明日もそよいでいます [Outro] 拝啓、背景さま 追伸、ひとつ たまにはあなたが 主役でもいいと思います 否定されるとは思います ですがわたしは 心から そう願っています 敬具

