
肩が触れ合うくらいの距離で あなたの煙草の匂いが揺れる 指先がかすかに触れるたび…… ~心だけが、遠ざかっていく~ (こんなに近くにいるのに) "ねえ、何を考えてるの?" 「なんでもないよ」と笑う横顔 『誰を見てるの、その瞳で』 {埋まらない隙間を抱きしめて} 体温だけが嘘をつく 重なる影の輪郭は―― *冷たい硝子の向こう側*<< 呼吸の熱(ねつ)さえ奪えない (届かない、届かない) 壊れそうなほど抱きしめられても ……どうして、こんなに寒いんだろう {夜が明けるまでの仮初め} 零れ落ちる吐息のあとで *叫びたいほどの静寂が* ~ふたりの間を満たしていく~

