
[Intro] (Fragile piano, distant strings, broken electronic textures) [Verse 1] 焼けた大地に 朝が降りて 名もない風が 灰をさらった 折れた剣にも 欠けた王冠にも 昨日の光は もう戻らない 誰かが掲げた 正しささえも 今では静かに 土へ還ってゆく 何も聞こえない その世界で わたしはひとり 空を見上げた [Pre-Chorus] 終わったんだね 何もかも 守りたかったものさえも それでも朝は 何も知らず いつものように やって来た [Chorus] この空には 旗もなくて 誰の名前も 書かれていない 境界線さえ 灰に埋もれて 風だけが自由に 吹いている 失くしたものは 戻らない それが答えなら 受け入れよう まだ希望とは 呼べないけれど この朝を少し 歩いてみよう [Instrumental] (Flowing piano, fragmented breakbeats, strings slowly opening) [Verse 2] 崩れた壁を 越えたところで 小さな緑が 土を押し上げた 王冠も旗も 眠る場所に 誰にも知られず 芽吹いていた やがて遠くで 声が聞こえた 石を運ぶ手 火を灯す人 昨日の正義を 知らない子らが 瓦礫の向こうで 笑っていた [Pre-Chorus] 誰かが終わりと 呼んだ場所を 誰かは始まりと 呼ぶのだろう 時代はきっと そうやって 名前を変えて 続いてゆく [Chorus] この空には 王はいなくて 命令する声も もう聞こえない それぞれ違う 願いを抱いて それぞれの今日を 作ってゆく 忘れることは できなくても 過去に住み続けなくていい あの日の痛みを 連れたままで まだない明日を 描けばいい [Bridge] さよならさえも もう言わない 忘れることとは 違うから 振り返るたび 立ち止まらずに 覚えたままで 歩いてゆく [Final Refrain - Soft] 新しい世界が 始まってゆく 誰のものでもない 空の下 王も兵士も 古い境界も 朝の光へ ほどけてゆく 何を正しいと 呼ぶのかさえ これからわたしたちが 探せばいい まだ名前さえ 持たない未来 その最初の日を 歩いてゆこう [Outro] (Piano and soft strings) 灰の向こうで 風が吹いた 小さな花が ひとつ揺れた

