安っぽい酒が似合うネオンの 片隅に座るおまえを見つけた 目があえばそれで十分さ 乾杯よりも先に瞳がぶつかる 強がりだけ覚えた横顔で 似合わない辛い煙草に 慣れた素振りで火をつける その睫毛が震えているのさ 「見た目ほど悪くないね」なんて 笑って言うなよ 俺に触れるとヤケドするぜ それでも来るなら 今夜おまえはただの子猫さ 「男の奢りじゃ飲まないの」なんて 生意気にすました顔を見せる いいさそれなら好きに飲めよ バーボンがなくなるまでは付き合うさ 強がりなんかやめてしまえよ そのため息が震えている 煙草の火が落ちたあとに おまえの肩を抱き寄せるのさ 「見た目ほど悪くないね」なんて 笑って言うなよ 俺に触れるとヤケドするぜ 月明かりの下 今夜おまえはただの子猫さ