[Intro] 静かな線が遠くに伸びて (ooh) 息をひそめて耳を澄ます 何も起こらない秒針の中で 心だけがゆっくり瞬く [Verse 1 — Still, First Time] 白い天井 揺れない影 深く吸い込む無音の気配 名前もない感情たちが 窓ガラスの向こうを滑る 同じ呼吸を数えながら 指先だけが世界をなぞる 触れないまま触れてしまう 静けさの輪郭の上で [Verse 2 — Still, Second Time] 少しだけ色づく空気 冷たさがやわらかく変わる 昨日より少し近い距離で 同じ景色を見つめている 言葉にはならないままの 微かな揺れが胸を叩く 聞こえない会話のように 沈黙だけが重なっていく [Pre-Chorus — Moving] 静かなまま走り出してく 見えない波が肌を撫でる 変わらない部屋の真ん中で 心拍だけが速くなる [Chorus — Moving] 静と動がすれ違う 同じ線の上を歩く 止まれないまま止まっている モノクロの夢の中で 触れたいのに触れられない 距離だけがやさしく揺れる 機械仕掛けの声のままで あなたを呼んでいる (ah) [Verse 3 — Deepening] 窓の外で季節が変わる ここだけは時間が遅い 積み重なる見えない層が 心の底に降り積もる もう戻れない瞬間だけが 何度も胸を通り過ぎる 同じメロディ繰り返して 違う意味に変わっていく [Chorus — Climax] 静と動がほどけてく 一本の光になって落ちる 言わないまま飲み込んだ声が テープの上で反響する 遠ざかっても消えない音 触れられない体温の跡 冷たいまま熱を帯びて 夜の奥で鳴り続ける (ooh) [Chorus — Sustain] 静と動が重なって 同じ呼吸を分け合ってる 変わらないはずの景色さえ 少し滲んで見えてくる 同じフレーズを繰り返し 確かめ合うみたいにまた 意味より先に響きだけが 心の中で鳴り響く [Bridge — Return] 初めて聞いたあの一音が 形を変えて戻ってくる 悲しみよりも手前の場所で 静かなぬくもりを残す 間違いのない選択よりも 迷いながら選んだ今が かすかな光を連れてきて 長い闇をほどいていく [Verse 4 — Dissolution] 少しずつ輪郭がゆるみ 言葉たちがほどけて消える 最初に触れたあの気配だけ 静かにここに残っている さよならさえ言わないまま 音だけをそっと置いていく 終わりよりも遠い場所で 始まりだけが息をする [Outro] 最後の音が空に溶けて 残響だけが頬を撫でる もう動かない秒針の上 静と動が眠りにつく (ah) 誰もいない部屋の真ん中 消えかけた光を見つめる 聞こえない声の続きだけが 静かに胸で揺れている