
台風一過を 家族と勘違いしてた君 「違うよ」って笑った僕ら なんだかおかしくて ずっと笑ってた この季節は きっとすぐに過ぎてしまう そんなふうに思ってた だけど毎日 君が隣にいるだけで 昨日とは違う一日になる 朝の空気とか 帰り道の匂いとか どうでもいいようなことまで 今じゃ覚えてる だからずっと もっとそばにいて このままでいいから そばにいて そんな言葉は いつも君に はぐらかされるけど やっぱり君が忘れられない 何度思い出しても消えない 心の奥に残った傷も いつか笑って話せるかな 楽しくて 楽しくて それだけでよかった日々 季節が変わってしまっても 君のそばにいたい 夏と冬の間って まるで二人みたいだね そんなこと言った君が 少し早めのマフラーをくれた 僕は汗をかきながら 首に巻いて歩いてた 「まだ暑いよ」って笑う君 僕もつられて笑った トンボが飛んで 葉っぱが少し赤くなって 昨日までの夏が 遠くなっていく やっぱり君が忘れられない 季節が変わっても消えない 赤い空に包まれながら 僕らはどこへ行くんだろう 楽しくて 楽しくて 何も考えなかった日々 このまま時が止まればいい そんなこと思ってた 心の奥に残った傷 無理に消さなくてもいいかな 痛かったことも 笑ったことも 全部 君といた証だから 夏と冬の間 僕らはまだここにいる 少し早すぎたマフラーを 今年も思い出してる ずっと もっとそばにいて このままでいいから そばにいて 春が来て 夏が来て また秋が来たとしても あの日みたいに笑えたなら それだけでいいと思える 赤い空の向こう側 僕らは次の季節をめぐる 台風一過を 家族と勘違いしてた君と あの日みたいに笑えたら 夏と冬の間で また会えるかな


