『憶想花束』  4.夢色アネモネ 窓を叩く音で 悪い夢から醒めた 「もう忘れかけてた君」が笑う夢だった 窓の外の雨が 静かな部屋を満たす もう一度会いたい 諦めたはずなのに 夕暮れを歩く君の姿が 懐かしいなと思った 届かない祈り 星の軌跡が 遠い日の夢だけをさらって消えた ねえお星様! 聞こえてるよね? もう一度彼に会いたいと願ったのは 悪い事なの? ダメな事なの? もうわからないんだよ 教えて… 進むはずの道を 挫折したから投げた もう忘れたいのに 君が紡ぐ物語 「君の書く話と私の描く挿絵で一緒に創ろう」 諦めた過去の夢 アネモネを伝う空の涙が ただ綺麗だと思った 雨の音を辿る君の歩幅は 思い出の中でだけ並んでくれる ねえお星様! 届いてるよね? もう一度夢を追いたいと願ったのが 高望みでも ダメな事でも もう決めたんだよ お生憎様! 諦めないから! 何度も«君に会いたい»と 願ったけど 叶わないなら 掴み取るから もう迷わないんだよ 見ててね