ねぇ 最後に笑った日を どうして思い出せないんだろう すれ違うたび 名前を呼び合った あの頃の私たちが 嘘みたいで ひとり歩く帰り道 沈む影にそっと触れてみる もうそこにいない君を 何度も探してしまうんだ 言わなきゃよかった言葉より 言えなかった言葉の方が 重くて 痛くて ずっと止まってる いなくなった瞬間から 世界の色が変わったよ 「平気だよ」なんて 本当は言えなかったのに 胸の奥でまだ 君の名前が響くから 前に進もうとしても 涙が追いかけてくるの 君が置いていった癖のある文字 何度もなぞってはほどけて メッセージひとつで 泣けるくらい弱くて どうしたらよかったのか 答えはもう聞けないのに 忘れたくないと思うほど 痛みだけ増えてしまって それでも消せない 優しい日々 笑ってた君の声が 夜になると呼び戻す 「また会えるよ」って あの日言っていたけれど 触れられない距離に 心だけ置き去りのまま 強くなりたいのに 涙が溢れてしまうよ もしも願いがひとつだけ 叶うなら 君に触れたい たった一秒でも 名前を呼んでくれたら それだけでよかったのに… もう戻れないと知ってても まだ隣にいる気がして 君のいない部屋で ひとり「おやすみ」と呟く 消えない面影が 胸の奥 ともり続けて 涙に濡れた声で 今日もまた 君を呼ぶよ さよならを言えずに 時だけが進んでいく ねぇ どうしてだろう 君の笑顔が いちばん泣けるんだよ…



