
[Verse 1] 放課後の教室 冷房が止まって 窓から入る風に プリントが揺れた 机をひとつ寄せて ノートをひらけば 君の書いた文字が 少しだけ近い [Verse 2] 古い扇風機 同じ音をくり返す 消しゴムのかけらを 指ではらった ここ違うよって 君が指した場所 ページの真ん中で 指先が止まる [Pre-Chorus] 廊下のむこうで 誰かの足音 言いかけたことは たぶん どうでもいい [Chorus] チャイムのあと まだ明るくて 帰る理由だけ 見つからなかった 君はノートを とじないままで 僕も時計を 見ないふりした それだけだった それだけなのに あの日の風だけ 今も覚えてる [Verse 3] 窓をしめたあと むっとした空気 せなかのシャツが 少し張りついた 「じゃあ帰ろうか」 君が立ち上がる 僕も いっぱくだけ 遅れて立った [Pre-Chorus] 階段をおりて 靴ひもを結ぶ 君は少し先で 黙って待っていた [Chorus] チャイムのあと まだ明るくて いつもの道まで 少し長かった 話したことは 覚えてないのに 並んだ足音 なぜか残ってる なにもなかった ほんとに なにも それでも あの日を 今も覚えてる [Bridge] あれから何度も 季節はすぎて 名前をつければ 違う気がして たった数分 帰らなかった それだけのことを まだ覚えている [Last Chorus] チャイムのあと まだ明るくて 君はいつもの かどを曲がった 僕はそのまま 少し立っていた ねつの残る風が シャツを揺らした なにも始まらず なにも終わらず だから あの日は 消えなかったのかな [Outro] チャイムのあと まだ明るい あの日もたぶん こんな空だった

