[Verse 1] 夕方五時のバスに乗る 窓には雨の雫 前の席の男の子 濡れた傘を抱えてる 何度も後ろを振り向いて 窓の外を見ている イヤホンの音量を上げながら ぼくは目を閉じた [Verse 2] 三つ目のバス停で ドアがゆっくり開く コンビニの軒下に 老人がひとり立っている 男の子は立ち上がり 運転手に声をかける 閉まりかけたドアの前を 小走りで降りてゆく [Chorus] 雨はまだ降っている 車はそこで待っている 男の子は傘をひらいて 老人のそばに立っている 何か話して 二人で笑った 雨のバス停 [Verse 3] 老人がバスに乗り 男の子もあとに続く 濡れた傘をたたみながら また前の席に座る 運転手がミラー越しに 小さく頭を下げた 男の子は気づかないまま 窓の外を見ている [Final Chorus] バスがまた走り出す 雨粒が後ろへ流れる イヤホンの音量を下げて ぼくも窓の外を見る 交差点の向こうには 雲の切れ間が見えている 雨のバス停


