
夜が静かに降りてきて 街の灯りが遠くなる 誰かの笑い声だけが 僕の知らない場所へ消える 「大丈夫」って呟いて 誰にも届かないまま 伸ばした手のその先には 冷たい空気しかなかった ひとりじゃないはずなのに どうしてこんなに寂しいんだろう 隣を歩く人さえも 今夜は遠く霞んで見える 窓に映った僕の顔 知らない誰かみたいで 名前を呼んでくれる声を ただ静かに待っていた 朝が来れば変われると 何度も自分に言い聞かせ 眠れないまま見上げた空 星だけがそばにいた ひとりじゃないはずなのに 心だけ置き去りになって 誰にも言えない寂しさを 胸の奥で抱きしめている もし明日、誰かが 僕の名前を呼んでくれたら その声に振り向いて 笑える自分でいたい 夜が明けて空が白くなる 孤独はまだ消えないけれど 小さな光をひとつだけ この手の中に残して歩く

