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日常の境界【装甲戦士ガルド03】

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V5

[Intro] 静かな部屋 紙の音だけが残る夜 [Verse] 並んだ記録 修正された日付 名前のない仕事 それが俺の場所 [Verse] 現場に立つのは いつも誰かの背中 触れたはずの真実は 報告書の外にある [Verse] 君はいつも通り 父の話をする 遠い遺跡の話が 少しだけ近づいた気がした [Pre-Chorus] 言葉を探して 結局飲み込む 知らないままでいい そう思うのに [Chorus] まだ戦いたくない これは選んだ力じゃない ただ触れてしまっただけ 戻れなくなっただけ 世界は何も変わらない でも俺だけが違う場所 日常の境界で 立ち尽くしている [Verse] 眠れない夜 体に残る感触 知らない声が 俺の名前を呼ぶ [Verse] 「未熟」と笑う声 「完成には遠い」と言う その言葉の意味 今はまだ分からない [Pre-Chorus] 力はここにある でも理由がない 知らないままでいい そう思うのに [Chorus] まだ戦いたくない それでも終わらせられない 逃げる理由は分かる 立つ理由はまだない 研究所の明かり 君の変わらない声 その間で揺れる あああれが夢であれば… [Bridge] 記録には残らない この震え 報告できない この恐怖 誰にも言えないまま 時間だけが進む それでも 目を逸らせない [Final Chorus] まだ戦いたくない それでも終わらせられない 逃げる理由は分かる 立つ理由はまだない 研究所の明かり 君の変わらない声 その間で揺れる 世界は何も知らない でも俺だけが見た 日常の境界で 今立ち尽くす [Outro] 静かな日常 壊れていく音 それはまだ 誰にも聞こえない 紙をめくる音 君の笑い声 そのすべてが 遠くなっていく [End] 【Episode Story】 【第3話・日常の境界】 彼の日常は、表面上は何も変わっていなかった。職場の研究所で遺跡調査の記録を整理し、報告書の下書きをまとめる。 見習いとして任されるのは、いつも補助的な作業ばかりだ。それでも、あの現場に立ち会った事実だけが、重く残っていた。 幼馴染は、父の研究の話を楽しそうに語る。最近は遺跡や異形の存在がニュースを賑わせている、と。彼は相槌を打ちながら、言葉を選び続けていた。この力のことを、研究所の誰にも話せずにいる。 夜になると、あの声が蘇る。人類を未熟だと言い、自分たちを「選ばれた存在」と呼んだ知性体。オルディアと名乗ったその存在は、変身した自分に敗れたとき「お前は、本来こちらに立つはずだった」と告げた。 変身できる。だが、戦いたいわけではない。変身した時、自分は何者になってしまうのか分からないからだ。 世界はまだ、何も知らない。研究所も、幼馴染も、変わらずそこにある。 だが彼だけが、静かに境界を越えてしまっていた。 装甲戦士ガルドとしての時間は、確実に始まっていた🛡️🔥