
AS USUAL
[Intro] 九時の鐘 東塔の三階 杖を置いて 羽根ペンを取る 昨日と同じ 書類の山 今日も多分 いつも通り [Verse 1] 申請書には 青い印 呪具の番号 間違いなし 隣の席では 誰かがくしゃみ 廊下を箒が 走ってく 封を一つ 開けようとして 手を伸ばして やめた 先にこっちを 片づけよう [Pre-Chorus] なんだろう さっきから ほんの少しだけ 気になる 見ても 何もない 仕事に戻れば それでいい [Chorus] いつも通りに やってるだけ 昨日と同じ 朝なのに 一つ終わるたび なぜだろう 次を知ってる 気がしてる まだ選んでない はずなのに 迷う時間が 短くなる 考えるよりも ほんの少し 私の朝が 先へ行く [Verse 2] 保管庫まで 七歩くらい 杖を上げれば 扉が開く 今日は順番 変えてみよう 棚の整理を 先にしよう 立ち上がって 二歩進んで なぜか足だけ 向きを変える 気づけばいつもの 扉の前 杖を持つ手も いつも通り あれ [Pre-Chorus] 決めたのは どっちだっけ 先に行こうと したのはどっち 考えている その間にも 仕事は一つ 終わってる [Chorus] いつも通りに やってるだけ 昨日と同じ 朝なのに 一つ終わるたび 次のことが もう始まってる 気がしてる まだ選んでない はずなのに 迷う前には 手が伸びる 私が次を 決めてるのか 次が私を 待ってるのか [Bridge] 杖を置く 羽根ペンも置く 書類を閉じて 椅子に座る もう何もしない 順番もない 次もない 窓の向こうを 箒が過ぎる 遠くで誰かが 笑ってる 魔法省は いつも通り 私だけ ここにいる [Final Chorus] いつも通りに やってるだけ そう思ってた はずなのに まだ立ってない 帰るなんて 決めてもいない それなのに 遠くの門が 開いてる まだ選んでない はずなのに そこへ行くことを 知ってるように 帰らなければ それで終わる ここにいれば 変えられる だから今日は 帰らない [Outro] 机の上の 杖はそのまま 魔導書も 閉じたまま 門は向こうで 開いてる 私はまだ 椅子にいる 帰らない 動かない そう決めた はずなのに なぜだろう もう 立ち上がる気が している

