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希望供与罪

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V6

[Verse 1] 小さな Capsule が 空から落ちた 中から出てきたのは 名前も知らない異星人 特別な力も 奇跡も持ってない ただ僕らを見て こう言った 「まだ終わってない。」 仕事を失くした人に 「もう一回 やってみれば?」 夢を捨てた人に 「明日は 違うかもしれない。」 それだけだった [Pre-Chorus] だけど少しずつ 止まっていた足が また動き出した 閉じていたドアが ひとつ開いた 僕らはそれを 希望と呼んだ [Chorus] 希望をひとつ もらった 明日を少し 信じてみた 叶うかなんて わからないのに もう一度だけ 手を伸ばした だけど―― 希望を知ったその日から 僕らは同時に 失望する方法も 覚えてしまった [Verse 2] ある日 空から黒い Capsule 降りてきたのは 宇宙警察 「あなたを逮捕します。」 罪状―― 希望供与罪 「……希望が 犯罪なんですか?」 警察は静かに 記録を開いた 第一惑星 希望を与えたあと 多数が失望 第二惑星 再挑戦のあと さらに大きな絶望 第三惑星 同じ罪 「あなた またやりましたね。」 異星人は 「はい。」 それだけ答えた [Pre-Chorus] 希望を知らなければ 失望も 知らなかった 明日を期待しなければ 今日だけで 終われた それなのに彼は 「次がある」 そう教えてしまった [Chorus] 希望をひとつ もらった だから私は もう一度走った そしてまた 転んだ 前よりもっと 痛かった 「希望なんて 知らなければ 二度も絶望 しなかったのに。」 誰もその言葉を 否定できなかった [Bridge] もうひとりが 手を挙げた 「私も 叶いませんでした。」 夢は今も 夢のまま 欲しかった場所にも 届いてない 「でも―― あの日から 少しだけ 生きてみました。」 法廷が 静かになった 裁判官が聞いた 「希望のあとに 絶望が来ることを 知っていましたか?」 「はい。」 「それでも なぜ与えた?」 異星人は 少し考えて 「絶望のあとに 何が来るかは まだ 決まっていないから。」 [Final Chorus] 希望は 正しかったのか 希望は 間違っていたのか 立ち上がった人もいる もっと深く 傷ついた人もいる 同じ言葉が 誰かには光で 誰かには 長い影になった そして判決 「有罪。」 希望供与罪 異星人は 何も言わず 小さな Capsule に 乗せられた [Ending] Capsule が 空へ消えていく そのころ地上で また失敗した誰かが ゆっくり 立ち上がった 異星人は 窓からそれを見て 「……また罪が増えた。」 Capsule は そのまま 星の向こうへ 消えていった