
白球が跳ねた 青空を切って グラブの影だけ 夏に残った ベンチの埃と 汗の匂いの中 名前を呼ぶ声が まだ消えない スコアボード見上げて 数字が滲んで ひとつのエラーさえ 胸を刺してた 白球の記憶 まだここにある 君と走った 青空の下で ほどける悔しさ 何度も 何度でも 土の匂いだけが 靴裏に残る 次の打球を待つ 静かな鼓動 エラーの文字が 夕陽に沈んで 笑っていた君が 少し遠い それでも手を伸ばす もう一度だけ 白い軌跡の先へ 戻れなくても 白球の記憶 まだここにある 君と走った 青空の下で ほどける悔しさ 何度も 何度でも 負けた日のままで 終われないから 涙のあとにも 風は吹くんだ 白球の記憶 まだここにある 君と走った 青空の下で ほどける悔しさ 何度も 何度でも 白球の記憶 胸で鳴ってる 明日へ行く


