[Intro: dying fluorescent tick, cold piano ostinato, room tone] 聞くなよ 笑うなら 左の奥の その音だけは [Verse 1: cheap room before dawn, narrow tension, dry pulse] 切れかけの蛍光灯 朝前の安い部屋 君はふざけて 胸に耳を置いた 洗いざらしのシャツ 少し冷たい髪 心臓じゃない 半拍(はんぱく)遅い かたい音が 内側で鳴った 君のまつげが 一度だけ止まる ごめん 今のなし そう言うには もう遅かった [Pre-Chorus: low electric pulse enters, breath held] 知らないふりで 済んだはずだろ なんで黙る そこで [Chorus: cracked internal alarm, glass ticks, controlled rise] 黙れよ 鳴れよ 硝子の拍動 隠したいほど 喉まで上がる 止めたい 止まるな 硝子の拍動 君の耳の奥に 変な音が残った 黙れよ 鳴れよ 黙れよ 鳴れよ 聞いたなら 最後まで聞けよ [Interlude: short glass-piano motif, muted drums stumble, no release] [Verse 2: broken drums, closer objects, rainy distance] 次の日から 君は左に立たない 改札前で わざと右手を取る やさしさって こういう刃物(はもの)か 笑えた 少しだけ 夜の台所 コンビニ袋が鳴る 君は薬の銀紙を 爪で裂いた 水を渡した 何も聞かなかった 君もたぶん それが嫌だった [Pre-Chorus: tighter, strings barely entering] そういう優しさは たぶん違う 避けられるたび 胸の奥で爪が立つ [Chorus: darker repeat, more glass percussion] 黙れよ 鳴れよ 硝子の拍動 知られたくない でも消されたくない 止めたい 止まるな 硝子の拍動 言わないまま ふたりとも そこを噛んでる 黙れよ 鳴れよ 黙れよ 鳴れよ 聞いたなら 最後まで聞けよ [Bridge: exposed, clinical, breathless, almost no drums] 診察券は財布にある でも今日は そこじゃない 君の髪が まだシャツに一本ついていた 払えなかった 僕の中の破片が 君の息の癖を覚えた 君の奥で 古いひびが たぶん 返事をした あれは まずかったな [Break: instrumental first half, cracked guitar swell, glass ticks answering each other, rain close, then breathless vocal return] 雨が強くなる 君は 胸を押さえない 押さえないまま 息だけ浅くなる その方が よけい分かる [Final Chorus: heavier low-end, sharp glass hits, same wound shared] 黙れよ 鳴れよ 硝子の拍動 止めたい 止まるな 硝子の拍動 君の耳の奥で まだ鳴ってしまった そんな顔で 傷口を見るな そこは塞ぐな 音が死ぬ 黙れよ 鳴れよ 黙れよ 鳴れよ 硝子の拍動 聞いたなら 最後まで聞けよ [Outro: rainy kitchen, intimate object sounds, unresolved] 君が胸から 耳を離す 雨の音が戻る 戻ったのに もう違う 台所で コップが鳴る 違う 君の奥だ 僕は今さら 聞いてしまう 黙れよ 鳴れよ 硝子の拍動