
[Intro] 暮れ残る空 藍にほどけて ひとつ ふたつ 灯る提灯 川面を渡る ぬるい風 夏が静かに 夜になる [Verse 1] 浴衣の袖を 風が揺らして からん ころんと 下駄の音 遠くで誰か 笑っている それだけなのに 嬉しくなる 橋の向こうに 灯りが増えて 水面に長く 色を落とす 急がなくても いい気がして 少し歩幅を ゆるめてみた [Pre-Chorus] 何も起こらない こんな夕暮れが なぜだろう 今日は愛しくて [Chorus] 夕涼み 風に吹かれて ゆらり ゆらり 夏を歩こう 提灯の灯が 川に揺れて まだ帰りたくないと思った 夕涼み 夜になるまで からん ころん 響く足音 ずっとこのまま 続けばいい 言葉にはせず 空を見ていた [Verse 2] 屋台の支度 香る甘さと 祭囃子の 遠い音 すれ違うたび 揺れる団扇 知らない人も 笑ってる 昼の暑さが 嘘みたいに 頬を撫でてく 川の風 賑わう前の この静けさを 胸の奥へと しまっておこう [Pre-Chorus] 明日のことなど まだ知らないふり 今だけは 夜を待っていたい [Chorus] 夕涼み 風に吹かれて ゆらり ゆらり 夏を歩こう 浴衣の袖が そっと揺れる それだけで今日は満たされる 夕涼み 灯りの下で からん ころん 続く足音 祭りはまだ 始まる前 なのにもう少し 惜しくなった [Bridge] ひとつ灯れば またひとつ灯る 暮れてゆく空を 見送るように 始まるものには 終わりがあること 知っているから きれいなのかな 風が少しだけ 冷たくなった [Final Chorus] 夕涼み 風に吹かれて ゆらり ゆらり 夏を歩こう 提灯の灯が 川に揺れて 今夜の景色を覚えていたい 夕涼み 夜になっても からん ころん 響く足音 楽しい時間ほど 短いから もう少しだけ ゆっくり歩こう [Outro] 祭囃子が 近づいてくる 藍色の空 灯る提灯 夏の夜は これからなのに なぜか少し 名残惜しい

