[Intro] 暁をまだ知らぬ空 白き息 ひとつ 明けぬ社に 古き器 [Verse 1] 土は黙し 水は眠り 昨夜の雨を 底に宿せり 風の名もなく 火の名もなく [Pre-Chorus] 火影ゆらぎて 影また影 欠けたる縁に 夜は満ちたり [Chorus] 夜のまだ 明けぬうちは 暁のこと 問わずともよし 土も 水も 風も 火も 名なきままに 巡りゆく 声は声へ 響きは響きへ 七夜のことは 誰も言わず [Verse 2] 誰ぞ残せし 欠けたる器 幾たび満ちて 幾たび欠けし 月を湛えて 縁のみ白し 七夜ばかりは 傷も見えず [Pre-Chorus 2] 火影重なり 夜また深し 器の底に 月ひとつ [Chorus 2] 夜のまだ 明けぬうちは 暁のこと 問わずともよし 声は声へ 響きは響きへ 月は器に 満ちてゆく 七夜のことは 誰も言わず [Bridge] ひとつの音 絶えしのち 闇のみ 僅かに近し まだ来ぬ響きを 知るごとく 白き縁を 月のみ渡る [Final Chorus] 夜のまだ 明けぬうちは 暁のこと 問わずともよし 痛みも 願いも 名を離れ 同じ煙へ 消えてゆく 火の垂るる頃 誰ぞ覚えむ 七夜の器 白かりしこと [Outro] 東の端 ほの白く 人影の絶えし 古き社 七夜を過ぎて またひとひら