「で、名前なんなの?」 「先輩、名前教えてください」 ・・・ 「……拓也(たくや)だよ」 「拓也(たくや)くんか」 美咲(みさき)ちゃんが、ちょっと考えた ・・・ 「なんだ。オタクくんであってたんじゃん」 .... 「うるせーーーーー」 後輩ギャルの莉奈がニヤけて 「拓也(たくや)先輩」 なんだよ 小春ちゃんは普通に 「拓也(たくや)先輩」 なんだよ 美咲(みさき)ちゃんは少し考える 「・・・オタク部長」 「なんでだよーーーーー。」 美咲(みさき)ちゃんは、それだけ言って今日も仕事に行ってしまった。 そして夜。 「今日も帰って来ないのか?」 先生は少しニヤニヤしながら ボクの部屋でマンガを読んでいる。 階段を上る音。 隣のドアの鍵が開く音。 「帰ってきたか」 ガチャ ドアを開けて 「お疲れ。頑張ってるねー。」 「ああ。うん。疲れたー。そーいや次の巻(かん)買った?」 「うん。買ってあるよ。」 「後で読み行く。」 「うん」 先生がニヤけて 「よかったわね。私は帰るわよ」 ガチャ 先生が出ていって また ガチャ 今度は美咲(みさき)ちゃん え。。。。 パジャマ姿 美咲(みさき)ちゃん。 パジャマ姿。 パジャマ姿。 うあーーーーー パジャマだーーーー たじろぐボクに構わず 「新刊どこ?」 普通にベッドにコロンと転がって 読み始める パジャマだーーー ああ。 目のやり場がーーー。 目をそらしているフリで何度も見てしまう。 ・・・ あら。 「……寝ちゃった」 よっぽど疲れてるんだな ドギマギしている場合ではないが 可愛いな ああ でもだめだ 穏やかな寝姿 可愛い過ぎる そっと そのまま布団を掛けてあげた。 でも このままはまずいか。 先生に相談するか。 「しょうがないわね。今日はこのまま寝かせておきましょう」 「でも、あなたもここで寝るわけにはいかないでしょ」 「私の部屋のソファ使いなさい」 ガチャ 隣りの先生の部屋 ドアを開ける。 「……うわ」 「何よ」 「いや……」 部屋を見る。 かんようしょくぶつ 本棚 仕事の鞄 ベッド 生活感 女の人の匂いだーーーー。 「ベッド使っていいわよ」 「無理です」 「なんで?」 「無理です」 ・・・ 「じゃあソファ」 「はい……」 ソファに横になった。 「……今日は疲れた」 だんだん眠くなって 「マンガどころじゃ……」 「むにゃむにゃ……ない……」 い……」 [Spoken - Female Voice] はーい。 拓也(たくや)くん、おやすみなさい。 ふふふ。 今回も大変でしたね。 美咲ちゃんのパジャマ姿にドギマギして、 先生のお部屋でソファに寝ることになって。 それで…… ちゃんと眠れたのかしら? ふふ。 [Spoken - Female Voice] それじゃあ、また次回。 おやすみなさい。


