
とつぜん降り出した雨 僕は傘もささずに ただ歩き続ける 濡れていく街の中 遠ざかる足音を追うように あの日の記憶を探してる 雨の日になると アナタを思い出す もう僕の中に アナタの香りはないのに 雨の匂いに包まれると なぜか心だけが覚えてる Rain Memory 雨が降るたびに 閉じたはずの記憶が 静かに目を覚ます Rain Memory 浮かんでくるのは いつも優しいアナタばかり 笑っていたアナタばかり あの日の帰り道 小さな傘の中 肩を寄せて歩いたね 何気ない会話さえ 今では宝物みたいに 胸の奥で光ってる 季節がいくつ過ぎても 街が変わってしまっても あの頃の僕らだけは 雨の向こうに残ってる もう戻れないことくらい 僕にも分かってる だから追いかけたりしない ただ雨が降った夜だけ 少しだけ アナタを思い出してもいいかな Rain Memory 雨音に重なって 聞こえた気がした 「元気でね」という声 Rain Memory 涙なのか雨なのか 分からないまま 僕は空を見上げる もう僕の中に アナタの香りはない 触れた温もりも 少しずつ薄れていく それでも雨の日になると 僕の中に現れるアナタは いつも優しいアナタ だから僕は 傘をささずに歩く 雨に消されないように この記憶を抱きしめながら Rain Memory 雨が止む頃には またいつもの僕に戻る だけど次の雨の日も きっと僕は思い出す あの日のアナタを 優しかったアナタを そして 僕らが笑っていた あの時間を――

