
赤い月が 硝子越しに 眠るあなたを染めていた 触れた指先 熱を帯びて 封じた血が牙を剥いた 背徳に濡れたこの衝動 祈るほどに飢えていく あなたを傷つけるくらいなら この命など燃えていい 静かに崩れていく理性の欠片 絡みつく微熱に視界が揺れる あなたの鼓動を感じるたびに 呪われた血が目醒めてしまう もう戻れない それでもまだ あなたを求めている 引き裂かれるくらいなら あなたの胸で灰になりたい 赤い月に呪われたまま 真名ヲ抱イテ堕チテイク 選んでしまった一歩の先で 抑えたはずの血が暴れ出す あなたの手を振り払うように 自分だけが壊れていく 守るつもりだったその想いが 最も深い傷に変わって 触れれば救えたはずの夜が もう取り返せない現実になる もう戻れない それでもまだ あなたを求めている 引き戻せないまま堕ちていく あなたの胸で灰になれない 赤い月に呪われたまま 真名さえ遠く崩れていく 壊れてしまうくらいなら あなたの胸で灰になりたい 崩れた夜に溺れながら 永遠ヨリ深ク愛シテイル 終焉の鐘が鳴り響く 堕天の羽根を引き裂いて 失ってから気づく温度が まだ胸の奥で息をしている 引き裂かれるくらいなら あなたの胸で灰になりたい 赤い月に呪われたまま マナを抱いて堕ちていく 壊れてしまうくらいなら あなたの胸で灰になりたい 止められないこの血でも 最後に触れるのがあなたなら 壊れた夜に沈みながら 永遠ヨリ深ク愛シタイ 白い夜明けが来る前に あなたの胸で眠らせて

