あの夏の日 あなたが来た 血を分けぬ 義兄として 無垢な心で 知らなかった 愛の意味を 教えてくれた 十三の秋 ふと気づく あなたの瞳 熱を帯び あたしの胸は 疼きだし もう戻れない 恋の底 禁断の愛 燃える罪 あなたの胸に 堕ちてゆく 夜の闇に 忍び寄る 愛に溺れて 溶け合いたい 誰もいない 静寂の部屋 心が求める あなたの姿 抱きついたの 震える手で 初めて知った 禁断の果実 古い葡萄酒 唇で運ぶ 口移しで あなたを満たす あたしはもう 少女じゃない 熟れた果実 ワインの苦味 禁断の愛 燃える罪 あなたの熱に 焼かれたい 夜ごと向かう あなたのもとへ 愛の深さに 沈んでゆく 誰も知らない この秘密 夜の帳が 二人を包む その唇で 義兄と呼ぶ 罰を受けてもいい あなたとなら 十七の冬 心だけが 大人になって 疼きだす あなたの指が 触れるたび 身体が知るわ 快楽の色 月明かりが 遠い夜 もう想いは 止められない 抱き合うたびに 世界は消えて あなた だけが すべてになる 禁断の果実 夜に咲く あなたの名を 甘く囁きたい 夜ごと向かう あなたのもとへ 刹那に続く 誓いの儀式 ああ、あたしはあなたの少女 恍惚を知る少女 吐息のように ああ、あたしはあなたの少女 恍惚を知る少女 絶頂のように ああ、あたしはあなたの少女 恍惚に溶ける少女 溶けるように ああ、あたしはあなたの少女 恍惚に果てる少女 果てるように そして、春 あなたは 飲み干された葡萄酒のように あたしのもとから 去っていった