
『屋上遊園地で』(Remastered)
『屋上遊園地で』 【序文】 あなたにもありませんか? もう二度と戻れない、けれど確かにそこにあった世界。 屋上の遊園地は、ぼくにとってそんな場所でした。 これは、記憶と夢のあわいをたどる歌です。 今では全国に数えるほどしか残っていないそうです。 実際は数度しか行ったことがなく、近郊とはいえ頻繁に足を運ぶ余裕はなかったと思う。 それでも――有形文化財になったと聞いたとき、なんだか誇らしい気持ちになりました。 でも、もう観覧車は動いてません。 お社は残っていたので、きみはもしかしたら……なんて。 【Intro】 懐かしい夢を見た セピアのフィルターの向こう あの頃のぼくらが 遠くに手を振っていた 【Verse 1】 新興住宅地に残る空き地 骨組みだけの家の影 誰かが置いたブランコ 受け継がれた秘密基地 【Pre-Chorus 1】 ぼくは世界の真ん中にいて 太陽も月も追いかけてきた 無邪気なあの頃の景色 【Chorus 1】 夢か現か もう書き換えられた記憶なのか ぼくは笑っている きみも笑っている 週一回のお買い物 まだモールもなかった時代 スーパーマーケットの屋上に ぼくらの世界は広がってた 【Verse 2】 フェンスのない貯水池 霞網の張られた山林 今ではもう幻になったけど 確かにここにあった 【Pre-Chorus 2】 なくても困らなかったもの 豊かさも貧しさもあいまいで それでも回っていた時代 【Chorus 2】 夢か現か 心が描き直す記憶なのか ぼくは笑っている きみも笑っている 【Bridge】 屋上遊園地 小さなネバーランド そこできみと出会った 何度も手を振るメリーゴーランド ちょっぴり怖かった観覧車 昆虫や小動物を売ってたお店 チープなコインゲームも レバーを弾くパチンコ台も 当たり付きの駄菓子の甘い匂い すべてが宝物のように輝いて 夢のかけらに溶けていった お小遣いがなくなっても 妖精の粉がまだ効いていた 夕焼けがぼくときみを 照らさなくなるまでは 【Solo/Instrumental】 【Chorus 3 / Outro】 屋上遊園地 幼気なぼくらの瞳に映る 小さなネバーランド そこできみと出会った きみは今どこで 何をしてるんだろう 男の子だったか 女の子だったか それさえも思い出せないけど また会える気がしていた

