
鈍色譚々 - HIIRO -
V6
鎖だらけの檻の中 画面越しの目が光る 英雄の仮面を被った道化が 上手に殴って今日も笑う 構えた腕を道化が制す 見ているぞと紙切れひとつ そら見たことかと指差し嗤う 切り裂き方も とうに忘れて 今日もぐずぐず引きずり歩く 下も上も灰色だらけに 何かがずっと響いてる 斬りつけても赤はなく 無色が滴る曇り空 傷も腫れなきゃ空も晴れない ああ そうやって今日も回る 振り下ろしたのは刃と知らず 時代遅れの鈍色と 対岸めがけて指差し嗤う 駆け抜け方も とうに忘れて 今日もぐだぐだフラついて歩く 下も上もズブ濡れ模様に 何かがずっと響いてる 切り裂き方も 駆け抜け方も 響く何かの手を取るために うつむく も 仰ぐ も忘れ 灰色の中で灰色に鈍く光る魂背負って そら 時代遅れのお通りだ

