骨みえるまで 肉を割り 空に届くよう 吹きだす体液 壊れた感のない肉の感触 手応えはない 何度目でも 脈打つとおなじに吹きだす液 もうすこしで なくすけれど この肉と骨が痛いだけ あとは誰も痛くはない なくなれば 腐るがままの黄色 灰の色 なくなった それは かたく やわく 内包するすべて すべての液をたれながし 粘膜を 濁ったあの球体を 開いた穴という穴で わたしだった きたない液をとりこぼす この細胞の神経の断末魔 あとはわたしがなくすだけ 鋭いも鋭利も冷たいもリアル 延長にあり同様のはずである 肉まとう身体だけが 生ぬるく 手応えのない曖昧さで不確かで ふるふると ぬるぬると 不明 不穏 たどる たどりつく先はない この肉と骨と接続する 神経の回路が そのなかにしかいない わたしはここで はだけ ばらけ くずれたら なくす 土の色 なくなる おわる