[Verse 1] 青白い月が 窓辺に滲み 眠れぬ夜を また彷徨う 名前を失くしたこの想いを 黒いリボンで 静かに縛った 誰にも触れない 心の奥 隠してしまえば 綺麗なまま 微笑むたびに 遠ざかって あなたの残響を まだ探してる [Pre-Chorus] ねぇ もしこの夜が 夢の続きなら 醒めないままで あなたの幻に溺れたい [Chorus] 月が沈むまで ここにいて 僕の影に 触れていて 掠れた声で 名前を呼ぶ 届かなくても それでいい 夜が明けるなら 嘘でいい 「まだ終われない」と 囁いて ひび割れた心の隙間から あなたの面影が 零れていく [Verse 2] 甘い残り香 漂う部屋 届かない指を 宙へ伸ばす 愛と呼ぶには 儚すぎて 夢と呼ぶには あまりに痛い 鏡の向こうで 笑う僕は 本当の僕を 見失って 涙の跡を 隠すように 閉じた唇へ 夜が触れる [Pre-Chorus] ねぇ もし明日なんて 来ないのならば この静寂の中 あなたの記憶になってしまいたい [Chorus] 月が沈むまで そばにいて 僕の孤独を 見つめていて 震える吐息で 愛を呼ぶ 答えなんて もういらない 朝が来るなら 目を閉じて 最後の夢を 映してほしい 壊れた心の奥深く あなたの影を 抱いたまま [Verse 3] ひび割れた鏡 指でなぞり 映った僕に 問いかける 「あなたは誰?」と 呟けば 鏡の中から 笑い声 振り返っても 誰もいない それでも気配だけが残る 冷たい夜に 抱かれながら あなたの名前を 繰り返す [Bridge] さよならなんて まだ言えない 夜に溶けていく この声を もし聞こえても 振り向かないで あなたまでこの闇に 連れていきたくない それでも最後に 一度だけ あなたの温もりを 思い出したい [Final Chorus] 月が沈んでも ここにいて 僕の影を 忘れないで 消えゆく声で 名前を呼ぶ 届かなくても 愛してる 夜が明けても 夢の中 この一瞬を 永遠にして 砕けた心のその奥で あなたの光を 抱きしめる 最後の吐息が 夜に消えて 鏡の世界が 静かになる それでも僕は あなたを想う 誰にも見えない場所で 誰にも届かない声で いつまでも―― あなたを呼んでいる


