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世界は息のあいだに書き換わる

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[Verse 1] 真夜中の窓辺で 街は星を留めて 角を曲がるのは いつも笑い声が先 硝子の向こう 指先だけが踊り続け 言葉にならない何かを そっと撫でている [Pre-Chorus] 見えない糸が 名もない星の織り目を結び直し 明日の名は 別の口のなかでほどけていく それでも胸の奥 古い火は眠らない 誰かを失う速さだけが まだ ほつれない [Chorus] 踵のひびきが 夜の底でほどけて 深い面に 輪郭だけを残していく 眩しさは 名札を外して 息と息のあいだで 世界は書き換わる 光の外では 結び目だけが 季節を運んでゆく [Verse 2] 遠い信号が 屋根から屋根へ跳び 眠れぬ風が 街のかたちを縫い合わせる 約束と夢は 薄く伸ばしすぎた紙みたいに 整えすぎた朝へ 吸い込まれていく [Pre-Chorus 2] 優しさはときどき 完璧な白に磨かれて 痛みの置き場を 静かに消してしまう それでもこの不器用さ――手を伸ばす癖だけは残り ポケットの底で あたたかく鳴っている [Chorus] 踵のひびきが 夜の底でほどけて 深い面に 輪郭だけを残していく 眩しさは 名札を外して 息と息のあいだで 世界は書き換わる 光の外では 結び目だけが 季節を運んでゆく [Bridge] 地図のない夜に 灯を増やせるのなら 帰り道のために ためらいを少しだけ残して 小さな影を ただ 家へ戻る道のために [Final Chorus] 踵のひびきは 夜を越えて ほどけてゆく 眩しさは輪郭だけを照らし ほどけたまま崩れていく 集めきれない日々は 歌にはならない―― それでも 織り目だけが進みつづける 光の外で ゆるんだ糸は 朝に溶けていく [Outro] 笑いながら泣ける理由―― 誰にも告げずに 空は 夜明けへ身を傾ける