
[Intro] [Spoken, young boy's calm voice] ここは、銀ネジの聖域 資格のある人にだけ、見える場所。 ……さあ、ステップを。 [Verse 1] 片方の ネジを どこかに忘れた オルゴール インクの 切れた 万年筆の おどけたダンス ここでは 傷跡は メダルのように 誇らしく 埃の カーテンを 揺らして 笑い合う [Verse 2] 「お疲れ様」 ブリキの 兵隊が お辞儀した 隣では 弦の切れた ギターが ハミング かつての 名前は クローゼットに 置いてきた 今はただ 風の吹く 音に 耳を 澄ませて [Pre-Chorus] 急ぎ足の 靴音は 気づかずに 通り過ぎる 窓辺には 淹れたての お茶の 湯気 ここは 使命を 終えた者たちの 陽だまり 誰にも 邪魔されない 午後の 微睡(まどろ)み [Chorus] ああ あたたかな この場所で ああ 肩を寄せ 歌い出す あなたの ポッケに いた日々の 記憶を 抱いて 憎む 暇もないくらい 私たちは 今を 健やかに 笑う 「さよなら」は 新しい 朝への 合図(チャイム) ただ 清らかに 鳴り響く [Bridge] 背丈が 伸びていく あなたの 後ろ姿 重荷に なりたくなくて そっと 手を離した 悲しみ なんて ひとつも ない あなたの 手のひらの 熱を 分けてもらったから 今度は 私が 誰かを 温める番 [Chorus] ああ 壊れた 場所さえも ああ 確かな 物語 全部 あなたと 出会えた 大切な しるし 名前が なくても 私たちは ここにいる この館を 満たすのは 穏やかな 陽光(ひかり) 次の 季節が 来るのを 手を取り合って ただ 待っている [Outro] 館の 扉は いつでも 開いている 見つけに おいでよ 心の 透き通った 午後に [Spoken, very soft whisper] 「いってらっしゃい」 今日という 道を 歩く あなたへ [End]

