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『真夏の蜃気楼』― 君を送った帰り道 ―

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V5.5

[Intro] (遠くで走る車の音) FMラジオの小さな声 夜の街を 一人走る [Verse 1] 君を降ろした坂道で 小さく手を振る影 バックミラーの向こう側へ ゆっくり消えていった さっきまで隣にいた君が 今はもういない助手席 流れる街の灯りだけが 静かに揺れていた [Pre-Chorus] 楽しかった時間ほど 終わりは早すぎて 戻れない信号を いくつも越えていく [Chorus] 真夏の蜃気楼 君と見た夢のように 遠ざかる夜の中で 今も輝いている 真夏の蜃気楼 消えない夏の記憶 一人きりの帰り道も 愛しい思い出になる [Verse 2] 国道沿いのドライブイン いつもの窓際の席 飲みかけのアイスコーヒー 君の笑顔を思い出す くだらない話ばかりで 何時間も笑っていたね あんな夜が来ることを 知らなかったあの頃 [Bridge] もしもあの日に戻れるなら もう少しゆっくり走るよ もう少し君の話を 聞いていたかった [Final Chorus] 真夏の蜃気楼 あの日の海の色 時が流れた今でも 胸の奥で揺れている 真夏の蜃気楼 青春という名の光 君と過ごした季節は 永遠に消えない [Outro] (カセットテープの停止音) 静かな夜の国道 一人で見上げた星空 あの夏は まだ終わっていない