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人間失格

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V6

追い詰められて 寝ても覚めても 休まらないまま 電池が切れた 体は石に 心は停止 なぜとデバッグが 頭を走る もしも あの日 違う道なら もしも 呼吸さえ 不要なら 過去を洗いざらい 問い詰める声 息を潜めても 逃がしてくれない 人間失格が 罪状らしい 生きる資格を 失くしたみたい ごめんなさい もうやめてください 色褪せた世界が 独房だった 今日までどうやって ここまで来たの 求刑は終身 判決は保留 弁護士はただ うんうんと聞いた 優しいロボット みたいな顔で すすめられた薬 対話の手順 植物みたいに 眠って暮れる 空だけ見てた 空だけ見てた 生かすことだけが 目的なんだね 休んで休んで 戻るために 想像をしたら 眩暈がした 過去は延々と 私を責める 救いなんてない 最初から終身刑 極刑は言い渡されない わかるだろ 自分で決めろ どうせ最期は 同じだから 好きにしろ 好きにしろ 堰を切ったように 体だけ飛び出す 何も考えず 燃料を炉へ 走って走って 走り続けて すべて燃え尽き 空っぽになった 肺は裂けそうに 鼓動は脳まで 両足の骨が 悲鳴をあげる それでも欲しい ただ水が欲しい 浴びるほど飲んで 涙が溢れた わけがわからない 罪状認否 都合よく受け取り また歩き出す 終身刑のまま 変わりはしない 渇望を糧に 私は立つ 人間失格の 烙印を抱え 生きる資格を 決めるのは誰 ごめんなさい もう言わなくていい 色褪せた世界を 踏み越えていく 渇望を糧に 私は立つ 渇望を糧に 私は立つ