
かすかな かぜの むこうで、 せかいは いつも すこしずつ ゆれています。 とても ちいさな ひかりが、 あつまったり、 ほどけたり。 --- めには みえない せんの その うらがわに、 せかいは すこし ひろくて、 すこし すきまの ある くうかん なのかも しれません。 --- あなたの こころが そっと ゆれる とき、 ちいさな りゅうしたちは、 なみの ように ただよいます。 そして、 だれかに みつめられた その しゅんかんに、 そっと かたちを かえます。 --- てを のばしても、 すりぬけて しまうのに、 たしかに 「ふれた」と かんじる ことが あります。 それは、 ぶつかった エネルギーの やさしい あいさつ なのかも しれません。 --- いしきは、 ひかりの なみ。 かんがえも、 きもちも、 ときどき つぶになり、 ときどき なみになります。 この うちゅうと あなたは、 ほんとうは とても ちかい ところに います。 --- あなたが そっと みつめた その しゅんかんに、 げんじつは ゆれて、 べつの かおを みせます。 「これが わたし」と きめつけなくて いい。 あなたは、 いくつもの ひかりを もっています。 --- むかしの きおくが、 えいが みたいに くりかえし ながれている ことも あります。 でも、 すこし みかたを かえるだけで、 ひかりの もようは ちがって みえます。 --- みえない いとを そっと たぐるように、 みつめかたをかえて ひかりと あそびましょう --- こていされた 「あなた」は ありません。 いまの あなたも、 これからの あなたも、 どれも ほんもの。 --- この せかいを、 あなた だけの ひかりで、 そっと みたして いきましょう。

