[intro] (verse1) 夜霧の舗道に 靴音ひとつ 昔の名前で あなたを呼べば 振り向く横顔 知らない人ね ああ 月日というものは 愛より冷たいの (pre-chorus1) 悲しみ恐れて 喜び捨てるほど 愚かなことはないと 遠い異国の 賢者の言葉を 胸に抱いて 生きてきたのよ (chorus1) だから涙も この身に受けるわ 束の間の幸福のためならば 傷つくことさえ 運命の香水 むせるほど浴びて 笑ってみせる けれど今夜の この再会には 燃え残る夢さえ なかったわ あなたはもう 昔のあなたじゃない わたしももう あの日の娘じゃない (verse2) カフェの硝子に 映った二人 青春なんて 影も残らず 煙草の煙のように 空へ消えた ああ 若さというものは 掴めぬ蜃気楼 (pre-chorus2) 「また会いましょう」 そんな台詞は 似合わないわね 会うのは今日だけ それで充分なのよ (chorus2) だから涙も この身に受けるわ 束の間の幸福のためならば 傷つくことさえ 運命の香水 むせるほど浴びて 笑ってみせる けれど今夜の この再会には 燃え残る夢さえ なかったわ あなたはもう 昔のあなたじゃない わたしももう あの日の娘じゃない (bridge) 別れのワインを 静かに飲み干し わたしは黒い手袋をはめる 悲しみさえも 人生の飾り そう思えたなら 女は強いの (chorus3) だから涙も この身に受けるわ 束の間の幸福のためならば 傷つくことさえ 運命の香水 むせるほど浴びて 笑ってみせる けれど今夜の この再会には 燃え残る夢さえ なかったわ あなたはもう 昔のあなたじゃない わたしももう あの日の娘じゃない [outro] 外は小雨ね 街灯ばかり やけに綺麗で わたしたちはもう 思い出にすら 帰れないのよ