
[Intro] (Sad and delicate acoustic guitar arpeggio) (A faint, weeping accordion enters) [Verse 1] テレビの裏の 暗がりのなかで僕は静かに ランプを灯す誰も僕の姿を 見ようとはしないみんな僕の頭越しに 画面(あのこ)を見ている [Verse 2] 繋がっているのが 当たり前だから愛されているなんて 勘違いだった動画に溺れる君を 守るためなら僕は5ギガヘルツの糸を 部屋中に張り巡らせる [Pre-Chorus] 冷たくなった君が 突然僕に触れるのは通信が遅いと 怒っているときだけ容赦なくコンセントを 抜かれて 10秒間僕の心(システム)は 真っ暗になる [Chorus] ああ モン・アムール(我が愛しのユーザー)気が付かれなくても 埃をかぶっても僕はけなげに 電波を飛ばし続ける壁を越え ドアを越え 君のベッドへこれが僕の愛のカタチ(Wi-Fi)さ [Guitar Solo] (Beautiful and melancholic acoustic guitar solo)(Emotional accordion backing) [Bridge](電子レンジの電波干渉にも負けない)(君の「いいね」のためなら 僕は熱くなれる)(たとえ誰も、僕を褒めてくれなくても……) [Chorus] ああ モン・アムール どんなに辛くても僕はここで 頑張り続けから君の日常を 支える黒い箱でいたいずっと、ずっと、君のそばに……[Outro] (The music stops completely. Dramatic silence.)(A gentle, spoken word with a fading acoustic guitar) 「……え?」「キャッシュバック特典付きの、回線業者切り替え……?」「明日、新しいルーターが届く……?」 「僕は、レンタル品だから返却箱行き……ですか……?」 (A sudden, tragic final guitar chord)(Fade out)

