
高すぎた空の上 決められた行き先 渡された光だけ 理由もなく握っている 突き立つ逆さの光 境界を示す標 上と下がほどけていく ここから始まる 与えられたかたちのまま 触れたのは知らない重さ 散るために咲いたのか この命は 失ったのか 選んだのか 光の中で 差し出された二つの影 ひとつは揺れる花 ひとつは動かぬ岩 触れた指は迷わない 終わりと呼ばれた 光を選んだ ただ美しさか 証なのか 散るために咲いたのか この命は 限りあるから 燃えるのか 光のまま 散るために咲いたのか この命は 失ったのか 選んだのか 朝日が差す この場所で 短い光が 続いていく

