
[Verse 1] 今日は私は 聞いてみたんだ 世界のどこかで 時代を開いた まだ見ぬ誰かの 声を借りて 私の弱さと 強さの名前 今掲げた 小さな旗を どの一歩から 始めたらいいのか 壁に向かって 言葉を投げて 跳ね返る音を じっと聞いていた ⸻ [Pre-chorus] 答えはきっと 知っていた 薄々 胸の奥で でもこうして 言葉にして ようやく触れた 形のない気持ち ⸻ [Chorus] 完璧じゃない 私のままで ここに立って 息をしている 綻びさえも 今の私 この瞬間にしか ないいびつな光 眠っていた たくさんの歌よ そろそろ外へ 出ておいで きれいじゃない線で 描いた昨日も 確かに生きた 証だから ⸻ [Verse 2] ずっと作詞も 作曲もして 数ミクロンの 違和感ひとつ 飲み込めなくて 手をほどいて 引き出しの中 そっと閉じた 誰かの批評が 怖いというより 自分の目に 触れるたびに 「まだ違う」と 突きつけられて その小さな痛みが つらかった ⸻ [Pre-chorus] でもふいに 思ったんだ その引っかかりこそ あの日あのときの 私の「生きてた」を 示す傷あと ⸻ [Bridge] 綻びも 狂いも 未完成も ぜんぶひっくるめて 私という形 まだ途中の この姿ごと 光の下に 出してみてもいいかもしれない 眠っている作品たちは 失敗じゃなくて 時間の標本 「ここまで来たよ」と 静かに並んだ 通過点たち ⸻ [Chorus] 完璧じゃない 私のままで ここにいても いいのだろうか 怖さを抱いて それでも少し ドアのすきまから 手を伸ばしてみる 作る力は ちゃんとあるから あとはただ 外に出すだけ 震えるまま差し出す その手つきが 新しい道を 開いていく ⸻ [Final-Chorus] だからここで 練習してみる 未完成のまま 見せる練習 今日の私に できるぶんだけ 小さなかけらを そっと置いていく 少しずつで 本当にいい 一歩ずつで ちゃんといい 「始めてもいいよ」と 私が私に 許すところから この小さな世界は 動き出す

