かごーめ かごーめ 円はまだ 閉じている 籠の中の 鳥はまだ どこにも行けないまま 足音だけが 増えていくけど 数が少し合わなくて 誰かがいま 後ろを 横切った気がしたの 振り向いても だれもいないのに 視線だけが 重なる 前も後ろも 曖昧で 輪郭がほどけていく 後ろの正面 だぁれだぁれ? ねえ どこから見てるの? 回る円の 内も外も 同じ影がいるの かーごめ かーごめ まわるまま ねえ 終わりは来るの? どこに立てば いいのかも わからないままなの だぁれ? だぁれ? だぁれ? だぁれ? だぁれ? だぁれ? どこにいるの? ねえ どこにいるの? 夜明けの晩が ほどけないの 時間が少し戻ってる 鶴と亀が 滑ったままで 立てないままで 円の形が 歪んでる 閉じたはずが 開いてる 隣にいる その影が わたしじゃない気がする 前に進む はずなのに 増えていくのは後ろだけ どこに立てば いいのか もう分からないの 後ろの正面 だぁれだぁれ? ねえ どこにもいないの? 崩れた円の 中と外で 同じ声が響くの かーごめ かーごめ とまらない ねえ 終われはしないの? どこに立って 見ていても 同じ場所になるの 後ろの正面 だぁれだぁれ? ねえ どこから見てるの? 前も後ろも無いのなら だれがどこにいるの? かーごめ かーごめ 戻れない ねえ 終わりは無いの? わたしの外も内側も 同じ声になるの だぁれ? だぁれ? だぁれ? だぁれ?


