Song Cover Image

最後の一口

+ Show full styles

Lyric : TSUNEKA 入道雲に見下ろされたまま 汗ばんだ君の手を握った 耳をつんざく蝉の声が 静かになったような気がした 道端のクチナシの香りが 君の甘い匂いと混ざった 水溜まりを覗き込んでは 夏の端だけ踏んでいる コンビニで買ったアイスも すぐに溶けてしまうけれど 差し出された最後の一口を 愛を、そっと食む 西日の帰り道に重なった影 少し冷えた君の手を握った 心地よい鈴虫の声が 終わりを告げたような気がした 赤と黒の連なったマルベリー 君は熟れた実を選んだ 両手いっぱいに摘んでは 汚れた指で笑ってる 渡されたいっぱいの実も すぐに手を染めるけれど 差し出された熟れた一粒を 愛を、そっと食む 愛は哀で 逢いは藍に滲んで 体温の端から夜が落ちる 君のいない部屋の空気も すぐに孤独が広がるけれど 君が残した愛の残穢を 愛を、そっと食む