
[Verse 1] 午前五時のパン屋さん まだ暗い街に灯りがつく 小麦粉のついた手のひらが 今日の最初の朝を焼く 六時十分の台所 小さなお弁当が二つ 卵焼きの端っこだけ 作った人の朝ごはん [Pre-Chorus] 新聞の一面には きっと載らない出来事 だけど誰かの一日は その手から始まっている [Chorus] あなたに贈る応援歌 名前も知らないあなたへ 誰かのために使った時間は どこにも消えていかない 拍手のないその場所にも ちゃんと物語がある 今日の街が動きだすのは あなたがそこにいるから [Verse 2] 雨上がりの交差点 黄色い帽子の子が転ぶ 駆け寄った清掃員さん ほうきを置いて手を貸した バス停に忘れられた 小さな赤い手袋を 濡れない場所に置いた人 その名前は誰も知らない [Pre-Chorus] ありがとうが届かない そんな日もあるだろう それでも小さな親切が 知らない誰かを温める [Chorus] あなたに贈る応援歌 いつも誰かを支える人へ 当たり前だと思われていた その優しさにありがとう 目立たなくてもかまわない 笑顔でいられない日もある 誰かのために動いたあなたも 大切にされていいんだよ [Bridge] いつも笑っていなくていい 何もできない日があっていい あなたの価値は 誰かの役に立てた数じゃない 帰り道の自動販売機 温かい飲み物をひとつ 今日は自分のためだけに 選んでみてもいいんだよ [Final Chorus] あなたに贈る応援歌 この街で暮らすすべての人へ 特別なことがなくたって 一人ひとりが物語の主役 あなたに贈る応援歌 届くかどうか分からなくても 誰かの幸せを願うように あなたの幸せも願っている [Outro] 明日のパンが焼ける頃 また街に灯りがともる だけど今夜は あなたのために この歌を流しておこう

