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ひとりぶんの夜

[Intro] 改札の灯りが ひとつずつ眠って 白い息みたいに 夜がほどけていく [Verse 1] 人の消えたホームに 靴音だけが残る さっきまでの喧騒が 嘘みたいに遠い 自販機の青い灯に 少しだけ足を止めて ぬるくなった今日を ポケットにしまった [Pre-Chorus] うまくいかないことばかり 数えればきりがないけど 誰にも言えないままで 歩幅だけ揃えていた [Chorus] 終電のあと 静かな街を行く 言葉にならない日々を 夜風がさらっていく 振り返れば 遠く滲む交差点 あの日思い描いた僕は 今の僕を見て 何て言うだろう [Verse 2] 閉まった店のガラスに くたびれた影が映る 子どもの頃に見てた 未来とは違ってた だけど悪いことばかり それだけでもないよなって コンビニの白い明かりに 少しだけ救われた [Pre-Chorus] 失くしたものをひとつずつ 拾えはしない夜でも まだ胸の奥で何か 消えずに灯っていた [Chorus] 終電のあと ひとりで街を行く 答えにならない日々も 確かに生きていた 遠回りの この帰り道の中で 置いてきたはずの夢が ふいに追いついて 隣を歩いた [Bridge] 眠らないビルの隅で 空を見上げてみれば 星なんて見えないのに 少しだけやさしかった [Final Chorus] 終電のあと 静かな街を行く 誰にも見えない明日を この足で探していく 夜が明けて また同じ朝が来ても 今日の僕が歩いた道は きっと消えないまま 胸に残るだろう [Outro] 改札の灯りが 背中で小さくなる 帰る場所を探して 夜は朝へほどける