[Intro] もしも、僕が勇者なら 世界の終わりに何を選ぶ? 剣か 魔法か それとも君か 物語は今 動き出す! [Verse 1] 城下町のパン屋の息子 剣を握れば三秒で転ぶ 魔法の授業は落第続き そんな僕に王様が言った 「伝説の勇者はお前だ!」 いやいやいや!人違いです! 隣の騎士の方が強いです! だけど空には黒い太陽 逃げる時間も残ってない [Pre-Chorus] 錆びた剣を引き抜いたら 刀身に浮かぶ不思議な文字 「勝利の代償 最愛の記憶」 誰にも読めないはずだった [Chorus] もしも、僕が勇者なら!? 運命なんて書き換えてやる! 千の雷が道を塞いでも 君の名前を叫んで進め! 燃えろ!燃えろ!心臓よ! 伝説よりも熱くなれ! 世界を救うその瞬間に 君を忘れるなんて嫌だ! [Verse 2] 炎の谷を駆け抜けて 氷の巨人と拳を交わす 空飛ぶ鯨の背に乗って 星屑の海を越えてゆく 旅の途中で出会った君は 壊れた羅針盤を直してくれた 「勇者じゃなくてもいいんだよ」 その一言が宝物だった [Pre-Chorus 2] 魔王の城の最上階 黒い王冠が語りかける 「私を倒せば あの娘の中から お前の存在が消えるのだ」 [Chorus 2] もしも、僕が勇者なら!? 誰かの涙で勝ちたくない! 決められた結末なんかに 大切な未来を渡すものか! 響け!響け!この声よ! 天の果てまで突き抜けろ! 剣を捨てたその両手で 新しい答えを掴み取れ! [Bridge] 魔王は静かに笑っていた 「では何を差し出すつもりだ?」 僕は震える足で立った 「誰かの記憶を奪う世界なら その仕組みごと終わらせる!」 王冠の奥に隠されていた 古い契約の最後の一行 「勇者と魔王が手を取り合えば 呪いの鎖は砕け散る」 [Instrumental Break] [Soaring electric guitar solo] [Full orchestra rising] [Final Chorus] もしも、僕が勇者なら!? 敵さえ味方に変えてみせる! 黄金の朝日が城を照らして 二つの剣が空へ舞い上がる! 届け!届け!この歌よ! 千年続いた呪いを越えて! 世界も君も失わない そんな結末を選ぶんだ! もしも、僕が勇者なら!? 伝説なんかいらないさ! パン屋の息子が帰る場所 焼きたての香りと君の笑顔! [Outro] 「おかえり、勇者さま」 「ただいま……パン、焦げてるよ!」 そして僕らは笑い合った めでたし、めでたし! ……のはずだった!?


