
ねえ、覚えているかな? あの日、心がざわざわして 誰にも言えない気持ちを 隠して歩いた帰り道を そんな時、耳を澄ませば どこからか聞こえてきた 名もなき唄、優しいリズム 飾り気のない、ありのままの響き それが民藝の音楽 キミの毎日にそっと寄り添うメロディ 特別な舞台じゃなくてもいい ただキミの部屋の片隅で この唄がひっそりと息をする 流行りの服や、派手な色じゃなく キミが選んだ、お気に入りのコップや 誰かが丁寧に気持ちをこめて編んだ 温かいセーターのように この唄も、キミの暮らしのなかにある 涙が乾くような、あの頃に聞いた 唄のように キミの背中を押してくれた、あの日聞いた 歌のように 遠い昔から、ただひっそりと みんなの心に寄り添ってきた そんな唄の御霊を、いま、ここに… 民藝の音楽を、キミに 特別な日じゃなくていい、いつもの今日に この唄が寄り添って キミの物語に寄り添えますように! 誰かの手から、キミのもとへ そしてまた、誰かへと そっと、受け継がれていくように ボクは、ずっと、 キミのそばで唄うよ キミのそばで唄い続けていくよ!


