Song Cover Image

二人の日常 ― 言葉よりも、そばにいること ―

+ Show full styles
V5.5

[Verse 1] 朝のコーヒー いつもの窓辺 君は静かに カップを置いた 「今日は早いね」 ただそれだけの 言葉の向こうに 何かを感じた 仕事の電話 長くなった夜 帰る時間さえ 伝えられなくて 待っていた君の 小さなため息 聞こえないふりを してしまった [Pre-Chorus] 愛しているから 分かってほしくて 分かっているから 言わなくていいと そんな二人の 思い違いが 少しずつ距離を 作っていた [Chorus] いつもの日々が いつものように 続くと思って いたけれど 何気ない言葉 何気ない仕草 心は時々 傷ついてゆく それでも君と 歩いてゆきたい 遠回りでも かまわない 失ったものを 数えるよりも もう一度 笑える二人になろう [Verse 2] 雨の帰り道 傘をひとつだけ 君は僕より 濡れて歩いた 「大丈夫だよ」と 笑ったけれど その笑顔が なぜか悲しかった あの日の僕は 自分のことで 精一杯だった 気がしている 君の寂しさに 気づかないまま 優しささえも 忘れていた [Pre-Chorus] ごめんねの言葉を 何度も飲み込んで 素直になれない 僕がそこにいた 強がることが 愛じゃないと 今なら少し 分かる気がする [Chorus] いつもの部屋に いつもの灯り 君の帰りを 待っている テーブルの上に 置かれたメモに 「先に眠るね」と 君の文字 それだけなのに 胸が熱くなる 君がここにいる そのことが 当たり前じゃない 幸せだと 今夜は静かに 思っている [Bridge] 電話のベルが 鳴るまで待った あの頃の僕らは 不器用だった 会いたくても 会えない夜を 言葉だけで つないでいた 便利なものが 増えていっても 心までは 近くならない だからこれから 僕は君に ちゃんと伝えて 生きてゆきたい [Final Chorus] いつもの朝が また始まって 君が「おはよう」と 笑っている 昨日までのこと 全部消せなくても 二人で抱えて 歩いてゆこう 悲しい日にも 迷う夜にも 君の手を 離さないように 愛していると 言える今日を 大切に 重ねてゆきたい いつもの日々が いつものように 続いてゆくこと それだけで 僕には君と 過ごす時間が かけがえのない 二人の日常 [Outro] 窓の向こうに 夕暮れが滲む 君が淹れてくれた コーヒーの香り 何も特別なことは ないけれど 今日も君と ここにいる