
[Verse 1] 初めて触れた指先は 書類の端っこで 多くを語らない 指の先、熱い 真美(まみ)は、引けなくて 袖の下で 小指が、震えた [Verse 2] 初めての夜のこと 浴衣の紐より早く 手が、握られた 恋人繋ぎに、握り直したのは 真美(まみ)のほうから 隙間をなくして お願いする前に 指が、応えてた [Verse 3] 疲れた日があった ただ、時間だけあった 真美(まみ)を、呼んだ 「今日は、しない 側にいたいなら、来るがいい」 それでも、真美(まみ)は来た しなくていい 指を、握りたい そう言って 指を、離さなかった [Verse 4] 片方だけの手袋 真美(まみ)のこだわりを 知っていたから 右だけ、あげた 真美(まみ)は喜んで 指を、通した なくした片方の温度を 自分の指で、探した [Bridge] 一人きりの夜 照明を、自分で落とす 誰の指も、そこにはない 呼ばれてない名前を 指の腹で、なぞる [Outro] 改札で離れた指が 部屋に戻っても、まだ熱い 真美(まみ)の指は 繋ぎ方を知っている 離し方を、まだ知らない [End]

