拒絶 断絶 凄絶 絶叫 これはただの狂言 親愛 寵愛 響愛 愛歌 それはただの戯言 言の葉の意味 今は曖昧で 言の葉の真意 未だ分からず 浅学 浅慮 浅見 見識 全ては浅く…浅く… 深化 深層 深沈 沈黙 そして深く…深く… されど言の葉の海に飛び込もうか されど言の葉の闇に溺れようか 言の葉は海に浮かんだ氷山の如く その海下には膨大な真意の塊 何も語らずに理解できるは神のみ 我ら矮小なる者共には届かない 言の葉を想いに乗せて伝え 言の葉を声に出して歌う 我らに与えられた唯一の交感 我らに残された精良なる交感 言の葉は常に欠けていて 想いの輪郭を削り落とす それでも零れ落ちた欠片こそ 誰かの胸を穿つことがある 完全であれば聞こえず 不完全だからこそ刺さる その傷跡を 我らは「理解」と呼ぶのだろう 神は沈黙して理解し 我らは叫びと嘆きで触れ合う 同じ真理に辿り着けずとも 同じ孤独を抱くことはできる 完全であるが故に孤独な神と 不完全であるが故に寄り添う我ら そのわずかな差異こそ 言の葉が生まれた理由 だからこそ言の葉を放ち続ける 届かぬと知りながら それでも言の葉を歌い続ける 独りでないと信じるために [言葉を取り戻そう 想いを伝える為に…]