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光の坂を越えて[Remaster]

[Intro] 坂道に風が吹く。止まっていた記憶が、ほんの少しだけ動き出す。 「この町は……好きですか?」 自分でも答えられない問いが どこかで誰かに届いてほしいと願っていた [Verse1] 登校するふりをして 時間をやり過ごしてた 見慣れた街並みが どこか遠くに感じるのは 心のどこかに 誰にも言えない理由があったから それでも 誰かと笑えたらって 小さな希望だけは捨てきれずにいた [Verse 2] 信号待ちのとき ふと横にいた君が言った 「変わりたいって、思ったんです」 その声が 胸の奥で何度もこだまする 坂道を一緒に歩いた午後 この町が 少しだけあたたかく感じた [Chorus] 「そこにいてくれるだけでいい」 誰かがそう言ってくれた日のこと 居場所は探すものじゃなく ふたりで作っていくものなんだと思った 遠回りした道の先に きっと「人生」が待ってる [Verse 3] 夕暮れの病室で 笑う君の顔がまぶしくて 本当に守りたかったものが 触れられないほど 尊くて怖かった 「もし生まれ変われるなら、またあなたに出会いたい」 誰かの願いが 風になって届いた気がした [Verse 4] 小さな命が泣いたとき 世界は音を取り戻した 記憶の中にしかいなかった誰かが 手の中に 確かに生きている 過去じゃなくて 今を 大切にできるようになった瞬間 “家族”という言葉が はじめて意味を持った [Bridge] 閉ざされた幻想の世界で もう一人の僕が 君の願いを見つけた 小さな光を抱いて あの町へ戻ってきた たとえ壊れても もう一度始められる 「人生って、やっぱり……素晴らしいものだよ」 [Big Finish] 名前も知らなかった未来に 今、確かに立っている 過去を背負いながら 新しい物語を歩きはじめた 傷ついた手で 優しさを知った 涙の跡が 次の希望を照らしている “あの坂道を、何度でも越えていく” 光が見えるまで—— [outro] 花の香りが風に乗る 誰かが残した足跡を追いながら 僕たちは「家族」って名前の風景を育てている 「見つけたよ……やっと見つけたんだ」 俺にしか守れないもの 俺にしか守れない、かけがえのないもの それは、ここにあった 微笑みながら歩いていく この町の空の下で 光の坂道を、ふたりで越えていく