【Dai 1 Setsu】 雨上がりの空に浮かぶ 欠けた月が僕を照らして 指先から消えていく 時のかけらを追いかけていた 【Mae‑sabi】 揺れる影が「消えないで」と 胸の奥でそっと泣いた 【Sabi】 変わらない夜の底で あなたの声が響く 溶けるようにそっと囁いた 「ここにいるよ」と この胸を貫いた光 【Dai 2 Setsu】 風になびく服の先 震える想いがそっと揺れて 言えないままの言葉が 唇の裏で眠っていた 【Mae‑sabi】 聞こえているよ「そばにいて」と 闇の底で咲いた音 【Sabi】 変わらない夜の底で あなたの影が揺れる 「怖くないよ」と笑った そのひと言が この世界を照らした光 【Dai 3 Setsu】 乾いた風が頬をなでて 遠くで揺れる街の灯り 気づけばまだ消えないままの 「名前を呼んで」が胸に残っていた 指先からこぼれる音が 闇の底でそっと咲いた たどり着いたこの場所で今 あなたへと続く道を知った 【Burijji】 もしもすべてが消えても 僕は僕でいられるかな あなたがそっと手を伸ばせば 闇さえも歌になる 【Rasuto Sabi】 変わらない夜の底で あなたの声を抱きしめ 確かなものなんてないけれど ふたりで歩けば 朝はきっと音をたどる



