
[Intro] [Melodica breathes softly and eerily] [Whispering directly into the microphone] (Deep breath... wet t-t-click) 聞こえますか。あなたの耳元で、言葉が溶けていく。 同じ音なのに、遠い街では違う意味になる。 これは、日本を旅する、音の怪談。 [Verse 1] [Slow, heavy psychedelic drum beat enters] [Fuzzy guitar drone] 「こわい」 それは おそろしい よるの おはなし。 けれど 北の国では、 ただ からだが 「疲れた(こわい)」だけ。 [Melodica riff - distorted] おそれることは ない。 ただ、疲れているだけなのだから。 [Verse 2] [Beat gets trippy, melodica jumping around] 「なおす」 壊れた 時計を 修理する。 けれど 西の街では、 散らかった おもちゃを 「片付ける(なおす)」だけ。 [Spoken: Serious tone] 何を直すというのか。 私たちの、この、ねじれた関係をか。 [Chorus] [Psychedelic explosion, grand melodica wail] まわる まわる ピアニカの 音。 耳元で 囁く ローカル・ナンセンス。 真面目に 狂っていく ゲシュタルト。 「しみる」のは 傷口か、 それとも ただの 「凍みる(凍える)」冬か。 [Verse 3] [Tempo feels slow and dragging, high-frequency ASMR whispers] 「なげる」 ボールを 遠くへ 放り投げる。 けれど 北の国では、 ゴミを 「捨てる(なげる)」だけ。 [Left whisper] ゴミを。 [Right whisper] なげる。 愛を、ゴミのように、なげる。 [Bridge] [Guitar solo with heavy phaser effect, melodica playing a dissonant waltz] [Spoken: Monologue] 「えらい」 偉大なる 指導者。 「えらい」 ただただ 体が 「しんどい(えらい)」中部地方。 誰もが えらい。みんな、えらい。 …意味など、最初から、ズレていたのです。 [Verse 4] 「からい」 それは 舌を 刺す スパイス。 けれど いくつかの国では、 ただの 「塩辛い(しょっぱい)」だけ。 塩分を、控えなさい。 [Outro] [Melodica slowly losing air, fading out with fuzzy guitar feedback] [Whispering, fading into distance] 「だんだん」 それは 階段の ステップ。 出雲の国では 「ありがとう(だんだん)」。 だんだん。 だんだん。 さようなら。 [Breath out] [End]

