
NAGI
V3.5
波の音がリズムを刻む 何かを待っているようで 僕の心は行き場を失い 空に問いかけるけれど 君の声がまだ耳に残る 優しい言葉もその笑顔も どうして時間は止まらないの 君がいないまま進むのに 静かな朝焼けが心に刺さる 何も言わず凪の海が広がる 君がいないこの景色は 美しいほどに淋しさを抱く 何度も名前を呼びかけても 届かないことは知っている それでも消えないぬくもりが 僕の胸を締めつける 穏やかな海は答えないけど 少しだけ癒してくれるかな 朝日が昇るその瞬間に 君も一緒に見てる気がした あの日 君と一緒に見た凪の海 静かな朝焼けが心に刺さる 何も言わず凪の海が広がる まだ君がいたこの景色は 煤塗れの僕を優しさで包んだ あの日囁いたのは凪 それでも君が教えてくれた強さが 今も僕を支えているから この朝焼けを背に浴びながら 少しずつでも進んでいくよ またこの朝の凪に会いに来るよ

